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2024/02/05 11:26:46
 

グリーンシートは、メモリ、ハードウェア、中央処理装置、集積回路商品のサプライチェーン全体にわたる最も重要な発展に関するフュージョン・ワールドワイドの月次マーケット・インテリジェンスレポートです。最新のレポートからいくつかの重要なポイントを紹介します:     

  • SSDとHDD製造業者が値上げを行い、今後数か月でさらに価格調整を行う計画です。 
  • 第1四半期におけるAMDとIntelの需要は増加しました。 
  • サーバ市場の取引は拡大を続けています。 
  • 日本の震災がIC市場の需要を誘発しました。 

価格変動が需要に影響を与え続けていることから、マーケット・インテリジェンスは、今年は本レポートで挙げられている特定の市場で取引が増加するとの見解を示しています。1月の大震災のような不測の事態が発生したことで、信頼に足るマーケット・インテリジェンスは、サプライチェーン戦略においてますます重要なツールとなっています。 

市場の動きについては、以下のレポート全文をご一読ください。 

 

 

 

メモリ  

供給が制限される中でメモリモジュールの需要が急増 

メモリモジュールの取引は、2023年以降の市場需要の高まりを受けて大幅に増加しました。需要の急増は主にDDR4モジュールに集中しており、年末に顧客が緩衝在庫を確保し始めたため、割り当ておよび市場への供給が制限されました。   

 

SSD製造業者が第1四半期の価格を正式発表   

各製造業者は1月、第1四半期におけるSSDの価格調整を正式に発表しました。全製造業者において、価格は全シリーズで15%から35%上昇しました。特に大容量SSDの場合、割り当ては制限されています。  

供給は前四半期と比較してわずかに改善したものの、現在の割り当てではすべての注文に対応し切れないとの報告もあります。需要が変動しているのは、顧客が注文のタイミングを見計らうために供給と価格を監視してきたためです。さらに、2月10日から2月24日までの旧正月が近づいていることもあり、最終顧客向け製品の製造販売は延期あるいは遅延となりました。しかし、このことが製造業者による第1四半期末の価格調整の計画に歯止めをかけることはありませんでした。

 

ストレージへの需要の高まりがNANDフラッシュ市場の回復を牽引   

2023年を通じて需要が減少したため、NAND市場は大幅な落ち込みとなりました。価格は下落を続け、その結果、NANDフラッシュは1年の大半の間、製造原価で販売されることとなりました。これを受け、Samsungなどのフラッシュメモリ製造業者は50%にのぼる減産を行いました。 

ストレージおよびメモリ技術に対する需要は依然としてわずかだったものの、年末に状況が変化し、現在は市場に回復が見られます。ストレージに対する需要の高まりと、NAND、DRAM、CXLの進化を含む最新技術の活用が、この回復の主な要因と考えられます。  

 

 

 

ハードウェア 

CES 2024でNVIDIAのRTX 40 GPUが発表 

CESにおいて、NVIDIAはRTX 4080 Super、RTX 4070 Ti Super、RTX 4070 Super GPUなどの最新製品を発表しました。イベントの主題はAIであったため、NVIDIAはこれらのGPUがデバイス上のAIタスクとどのように互換性があるかを示しました。 

新製品の発表に加え、NVIDIAは最近、A100の最終受注出荷日が2月23日になることも明らかにしました。注文にはNCNRの条件が適用され、NVIDIAは年内に全数量を納品予定です。 

 

各製造業者がHDDを値上げ 

大半のHDD製造業者は、SOCや集積回路の材料不足を主な理由として、価格を引き上げました。加えて、昨年を通して実施された減産も製造コストを押し上げました。  

欧州市場では、20TB HDDの価格が20%上昇したと報告されています。Seagateも価格を調整した企業のひとつで、1月初めに大容量HDDの価格を5%から10%引き上げました。Western Digitalも材料不足に苦しんでいる企業のひとつで、生産能力が影響を受けてきました。 

ベンダー各社は、第1四半期中に価格が少なくとも5%から10%上昇する可能性が高いと述べています。

 

ネットワーク製品の供給制約は2024年も継続 

供給制約が続いた年を経て、ネットワーク製品業界は2024年も同じ需給パターンが続くという見解を示しています。需要は依然として高く、Tier 1顧客に優先的に割り当てられるため、ハイエンドネットワーク製品の供給は依然不足しています。 

ハイエンドシリーズスイッチ、NIC、および光トランシーバの予約リードタイムは引き続き延長されたままです。より短いリードタイムを求める顧客は、代替品に大きく依存することで継続的な供給を確保しています。 

 

 

 

中央処理装置 (CPU) 

PC市場の取引が第1四半期初頭に改善 

Intel CoreおよびAMD Ryzenノートブックプロセッサの市場取引が改善し、Intel第12世代Alder Lake、第13世代Raptor Lakeノートブックプロセッサ、AMD Ryzen 7030シリーズに関する問い合わせが増加しました。市場調査は、最近の需要動向に基づき、世界のPC出荷台数予測が2023年末に予想を上回った後、2024年には回復するとの楽観的な見解を示しています。 

さらに、Intel Meteor LakeおよびAMD Ryzen 8000のRyzenシリーズである最新のノートPC向けCPUによって、パフォーマンスの向上とAIとの統合の指定が約束されており、これは消費者市場全体のニーズを満たすものです。  

現在、供給制約は、JシリーズやNシリーズのようなIntel ATOM CPUの小型コア製品に集中しています。リードタイムは延長され、価格はおよそ10%上昇しました。IPC顧客の間で広く使用されているEmbedded Elkhart Lake J6412およびJ6413は、すでに値上げの影響を受けています。  

これらの製品の他に、最近製造中止になったGemini Lake Refreshシリーズもスポット需要があります

 

サーバCPUの需要増加傾向は継続 

需要が増加傾向にあるため、IntelサーバCPUの顧客にとって、供給制約は依然として大きな懸念事項です。Silver 4210、4210R、Gold 6226R、6248R、6336Yなど、特定のSKUに関する潜在的な問題を報告するTier 1顧客が増加していることもあり、Cascade LakeおよびIce Lakeは供給制約を受けています。  

さらに、IntelのSapphire Rapidsの採用が拡大するにつれて、同社はサーバCPUロードマップでEmerald Rapidsやその他のシリーズに生産能力を集中させているため、市場在庫が不安定になる兆候があります。 

AMDについては、特に旧型のMilanシリーズではコスト削減が引き続き受注の原動力となっています。AMDの供給割当はより安定しているようですが、Genoaシリーズの需要は上向き傾向です。ベンダーはまだ在庫の積み増しを控えているものの、現実的な目標価格についての議論には前向きな姿勢を見せています。  

マーケット・インテリジェンスのエキスパートたちは、サーバCPU、特に古いROMEシリーズの需要が増加していると指摘しています。1月にビットコインEFTが承認されたことで、ベンダー各社は、暗号通貨マイニング業界がAMDサーバCPU需要増加に貢献する可能性があると考えています。この需要の波の恩恵を最も受けそうな製品は、AMD ROME SKUのEPYC 7452、EPYC 7502、EPYC 7402、EPYC 7742、およびEPYC 7H12でしょう。 

 

 

 

集積回路 (IC) 

日本の震災が競合企業の需要を喚起 

日本の石川県における震災の影響で、顧客らは代替品を確保するために競合ブランドに目を向けています。震災の影響を受けた製造拠点での製造が再開されるまでは、競合間でリードタイムの延長と値上げが見られる可能性が高いと思われます。 

震災で最も大きな被害を受けた企業のひとつである村田製作所は、当面は新規受注に対応できないことを見越し、顧客に競合ブランドを推奨するようになりました。村田製作所の競合企業のひとつであるTDKでは、生産中断の影響により受注が増加しています。TDKのVLSシリーズは、Murata LQシリーズの代替として売上を伸ばしてきました。その結果、VLシリーズのリードタイムは延長され、目下14週間を超えています。 

被害状況を調査中である東芝では、顧客らがオンセミのNL17シリーズをTC7東芝製品の代替品として利用していることを確認しました。 

 

NXPが顧客に新製品への移行を促す 

マーケット・インテリジェンスによると、NXPがiMX6 MCUに関する通知を出したとのことです。この通知は、契約価格の引き上げを発表する一方で、顧客に新製品への移行を促したとのことです。 

そのため、早急に移行できない場合は、別の選択肢を探す必要があるかもしれません。AC版の需要がある本製品の多くは、AD版の承認をまだ受けていません。そのため顧客らは、すぐに移行する必要があるのか、それとも追加在庫を確保する必要があるのかを判断できていません。 

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