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title: THE GREENSHEET 2024 年 7 月号
description: グリーンシート2024年7月号 |【フュージョン・ワールドワイド】月刊半導体市場動向調査-IC/ CPU/ Memory/ FG
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## THE GREENSHEET - JP

# THE GREENSHEET 2024 年 7 月号

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**  THE GREENSHEET - JP ** 2024/07/09 16:50:41

 

グリーンシートは、メモリ、ハードウェア、CPU (中央処理装置)、IC (集積回路)のサプライチェーン全体にわたる最も重要な発展に関するフュージョン・ワールドワイドの月次マーケット・インテリジェンスレポートです。最新のレポートからいくつか重要なポイントを紹介します：   

- Micronは、2024年供給分の完売に伴いHBMの生産能力を拡大しています。
- HDD市場は、AI関連の顧客を中心に取引が活発化し、供給制約が生じています。
- CPU市場は、需要の低迷と顧客のコスト削減志向からやや低迷気味です。
- ICメーカーとディストリビューターは、回復が年後半にずれ込むとの予測から、受注価格を引き上げています。 

サプライチェーンは、AIに関連する需要の高まりと物流課題の重圧に晒されています。メモリ価格、特にDRAMとNANDの価格は、入手困難、かつAIサーバーからの需要が高いため、2025年まで上昇を続ける見込みです。HDD市場は供給制約に直面しており、大容量ドライブの価格上昇が予想されます。CPUとICにも変動が見られ、供給過剰とリードタイムの延長が市場の混乱を引き起こしています。 

市場の動きについては、以下のレポート全文をご一読ください。   

 

 

 

## メモリ  

**DRAM****と****NAND****の価格は年末から****2025****年にかけて上昇へ** 

AIサーバー需要により、HBM、DDR5、データセンター向けSSD取引が急激に活性化し、DRAMとNANDの供給が逼迫しています。その結果、すべてのメモリおよびストレージエンド市場において、価格上昇が継続すると思われます。 

需給の不均衡が継続すれば、今年いっぱいはDRAMとNANDの価格水準が大幅に上昇し、供給は限定的な状態となるでしょう。この傾向は、メーカーの利益見通しを明るいものにしています。2025年の初期予測では、収益性は引き続き改善し、需要が供給を上回り続ければ、記録的な収益レベルに達する可能性があることが示唆されています。 

 

**Micron****が****2024****年供給分の完売に伴い****HBM****の生産能力を拡大** 

Micronは2024年のHBM在庫を完売し、2025年の割り当ては制限されています。この需要の増大を受け、同社は台湾工場のHBM生産能力を拡大する計画です。この戦略により他製品の生産ラインが削減されるため、DDR5、DDR4、およびDDR3に影響が及ぶ可能性があります。  

HBMの最新版であるHBM3Eは、同じビット数を生成するために、DDR5のおよそ3倍ウェハーが必要になります。産業がHBM3EからHBM4に移行するにつれて、HBM4の性能向上により需要が増加するでしょう。HBM4パッケージの複雑さが増せばより多くのサポートが必要になり、さらなる混乱を招く可能性があります。 

Micronは、DDR3の製造を産業用途に限定すると述べました。また、顧客のDDR5への移行が進むにつれて、生産はDDR4よりもDDR5に集中することになります。このような製造上の変化は、価格上昇につながる可能性が高く、RDIMMの価格は来四半期に5%から8%上昇する可能性があることを示唆しています。  

データセンターおよびサーバーの顧客は、DDR4 RDIMMがこれらの業界で普及していることから、このような価格調整と在庫制限の影響に備えています。さらに、Micronメモリに依存するモバイル、自動車、産業市場も同様の影響を受けるでしょう。  

 

 

 

## ハードウェア 

**需要の高まりと供給の制約が****HDD****市場に影響** 

HDDは、AIの普及とともにデータセンターライブラリのニーズが高まっているため、現在のAIプロジェクトにとって最も費用対効果が高く効率的な選択肢として浮上してきました。その結果、AI関連の顧客はデータストレージ用途でHDDを採用するようになり、需要が拡大しています。  

このような傾向の結果、供給は減少しており、ベンダーは、割り当てが不十分であるため供給が改善される見込みはなく、受注残は着実に増加しているという共通認識を有しています。価格は今後数四半期で少なくとも3%から5%上昇する見込みで、大容量のエンタープライズ版HDDドライブが最も大幅に上昇する可能性が高いでしょう。  

 

**SSD****の値下げが顧客をオープン市場に引き寄せる** 

主力シリーズ全体の供給が安定したことで、過去1か月間のSSD市場は低調でした。しかし、15TB以上の大容量ドライブや、M.2シリーズやE1.sシリーズなどのニッチなフォームファクタの確保には課題が残ります。 

顧客は価格に非常に敏感であり、主力シリーズについては最も競争力がある価格をしきりに求めています。それにもかかわらず、メーカーは次の四半期に価格を10%から15%引き上げると予想されており、需要状況はさらに複雑になる可能性があります。  

 

**GPU****市場は新製品や関税の発表により需要が変動** 

最近、GPU市場で供給と予約のリードタイムが改善されたため、主にゲームとワークステーションシリーズで需要がわずかに減少しています。しかし、NvidiaのA100やH100のようなAI GPUの需要は依然として拡大しており、割り当てが限られているため、調達が困難になっています。これらの製品は高額かつ希少なため、メーカーはGPU単体よりも、完全に組み立てられたサーバーを顧客に提供することを好みます。この戦略はオープン市場の在庫を制限するため、供給と価格はメーカーの管理下となります。 

その他のGPUのニュースでは、Nvidiaが、次世代AIチッププラットフォームであるRubinを、2026年に発売すると発表しました。RubinはGPU、CPU、ネットワークチップを統合したものとなる予定ですが、新製品の詳細は、現時点では限られています。NvidiaのCEOであるJensen Huang氏は、Computexトレードショーでこれらの製品の開発について披露し、人工知能 (AI) に特化した新しいチップファミリを毎年リリースするという同社の取り組みを明言しました。発表の詳細については、こちらで確認できます。 

GPUの重要な役割を認識した米国政府は、グラフィックスカード、SSD、マザーボードの関税免除を2025年5月31日まで延長しました。この特例措置が来年終了すれば、GPU市場は大きな影響を受けることになり、Nvidiaのようなメーカーは、製品の販売、流通方法を適応させる必要性が出てきます。 

 

 

 

## **中央処理装置 (CPU) **

**CPU****市場は値下げに注力し需要鈍化** 

6月はCPU市場の需要が鈍化しましたが、これは主に、四半期末にメーカーから出荷台数の増加が発表されるのを顧客らが待っていたためです。スポット需要は、AI搭載PCなど急激に普及した製品や、第13世代Raptor Lakeや第12世代Alder Lakeのi3、i5、i7のような主力シリーズで値下げが求められている製品にはほとんど見られませんでした。人工知能 (AI) 搭載PCの需要は今後数か月で増加する可能性が高く、CPU市場の様相が変わる可能性があります。 

こうした市場環境のもと、Intelは今なおMeteor Lake Core Ultra Hシリーズの供給過剰に対応中です。主力であるMeteor Lake Core Ultra 125H、155H、165Hの在庫削減は、困難を極めました。この状況は、Tier 1顧客がMeteor Lakeシリーズに移行するにつれて変化する可能性があります。しかし、2024年の最終四半期に予定されているLunar Lakeの発売により、Meteor Lakeの価格と在庫状況が変わる可能性があるため、需要がさらに複雑になる可能性があります。 

供給制約が発生している製品群のひとつには、N100またはN200のATOM CPUに関連するChromebookがありますが、目下のところ在庫は限られています。 

 

**サーバー市場の価格設定は在庫圧力の影響を受ける** 

第5世代のEmerald Rapidsの需要は、主に第4世代のSapphire Rapidsと第3世代のIce Lakeに集中しているため、価格面の懸念から顧客の需要が限られています。しかし、安定供給に伴い顧客は価格競争力を重視するようになり、受注競争が激化しています。第6世代Granite Rapidsの特別価格は2024年末に発表される可能性があり、需要を再び活性化させるでしょう。Gold 63XXやGold 64XXのようなミッドコアカウント (MCC) の製品は、最も健全な需要があります。 

AMDに関してはGenoaシリーズの普及が遅れていますが、これは、顧客が安定供給されている旧モデルを好むためです。しかし、EPYC Turinシリーズの発売が予定されており、顧客やディストリビューターが新製品への移行を進める中で、旧シリーズの需要と在庫が影響を受ける可能性があります。同シリーズは、年末までに発売されると見られています。 

 

 

 

 

## **IC（集積回路） **

**物流要件がサービス料金につながる** 

物流関連コストの上昇により、メーカーもディストリビューターも製品やサービス料金の値上げを余儀なくされています。最近、Avnetも他企業と足並みを揃える形で、2024年6月以降の新規出荷に対してサービス料金を課すことを発表しました。  

今回の発表では、ESGコンプライアンスとその他の物流要件が手数料の背景として挙げられていますが、これは、顧客から供給と価格の両面でサポートに問題があると報告された旨を受けてのことです。 

 

**Broadcom****が注文処理迅速化のための手数料徴収を開始し、リードタイムが延長** 

Broadcomのリードタイムは延びており、顧客からの報告は差異があるものの、納品までに最長52週間かかったという報告もあります。BCM5やBCM8シリーズは供給制約の影響を受けており、注文を受けられない場合が増えてきました。  

この傾向の一因は材料問題であり、この影響でコンポーネントが値上げされる可能性があります。同社はすでに、納期厳守を望む顧客向けに注文処理を迅速化するため手数料を設定しました。  

 

**IC****市場の在庫は正常化するも依然逆風、予測は意見が分かれる** 

過去2か月間の不規則な需要と断続的な予約が、ICのサプライチェーンの状況を決定づけました。最終市場の需要改善の兆しが限定的であったため、下半期に実現すると思われる景気回復は、その予測よりも緩やかです。顧客は、未だ価格に敏感です。 

供給過剰の懸念は残るものの、大手ファウンドリーやメモリーメーカーの在庫が正常化し始めており、明るい兆しも見えています。在庫水準の低下に伴いリードタイムが延長して価格が上昇すれば、この正常化がリードタイムと価格の双方に直接影響するでしょう。さらに、2025年に関税引き上げが予定されていることから、顧客が関税改定前に購入しようとする時期に合わせて、メーカーが値上げを行う可能性は高いと思われます。 

マーケットインテリジェンスによると、Texas Instrumentsなどのメーカーが来年の配分計画を確定するのをためらうなど、このような動きがIC業界に大きな流れを引き起こしているとのことです。これは、今後数か月の景気回復の程度を見極めるため、業界が慎重な姿勢をとっているためと考えられます。  

半導体市場においては、オンセミ、Maxim Integrated、Analog Devicesが供給上の課題に直面しており、顧客らはこれらの企業を注視しています。オンセミは製造業の変化に対応し、産業用部品を犠牲にして自動車用部品に重点を置いています。このシフトは、古い技術を段階的に廃止し、フル生産能力以下で稼働することと相まって、特にASICとダイオードにおいて懸念を引き起こしています。 

ここ数か月において、Maxim Integratedは不安定なリードタイムに苦しんでいることからタイムリーな納品を求める顧客への遅延が発生し、不満が噴出してきました。 

Analog Devices社は最近、キャンセル期間を45-70日間に延長するなど、販売戦略と提携関係の調整を行いました。この戦略はサプライチェーンのダイナミクスを管理することを目的としていますが、顧客がより安価な代替製品を模索しているため、注文数の変動につながる可能性があります。 

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